明日すぐ、職場で使える知識
私は時代劇が好きなのですが、特に好きなのは「水戸黄門」「暴れん坊将軍」です。最近はテレビを見なくなりましたから、見ることはありませんが、子供の頃は本当によく見ていました。(これは私の祖母の影響かと思います。)
水戸黄門ですが、私個人は悪役俳優の東野英治郎さんが初代黄門様を演じていた時期から、西村晃(またまた悪役ですな)さんを経て佐野浅夫さんになったあたりまでを見ていました。
いくつか、明日すぐに使える水戸黄門(ドラマ)知識をお教えいたしましょう。
最近のものは見ておりませんので、お許し下さい。
初級編
- 助さんは剣の達人、格さんは柔術の達人
- 例の曲は「あゝ人生に涙あり」という
- うっかり八兵衛が風車の弥七を「親分」と呼ぶのは本当に(盗賊としての)親分であったから
- 黄門様より偉い公家が出てきて「控えおろ」に屈しなかったことがある(追記:追加情報はコメント欄参照)
- 風車の弥七は最初は敵(?)だった
- かげろうお銀は最初は敵(50両で黄門の命を狙うもの)だった(煙の又平と一緒に出てきたが彼は死んだ)
- 「梅里」という名前で家老や大名に書状を渡すと、彼らはすぐにご老公だと納得する*1
- 黄門様も恐れる水戸藩家老の山野辺兵庫という人が出発を止めようとするのが一時期の定番(ちなみに、助さん格さんには縁談を持ち込もうとする)
- 眠り猫で有名な左甚五郎が登場したことがある
中級編
- お銀(銀奴と名乗ることも多くなった)が悪代官に迫られる直前に、睡眠薬を入れるが、中期からは効き目が遅くなることが多くなった
- 柘植の飛猿は最初は敵だった…というのはガセで敵の中に入ったスパイ*2
- 助さん・格さんは結婚してもいつの間にかなかったことにされている
- 黄門様の印籠が盗まれ、盗んだ悪人に「印籠を見せろ」と迫られたことがある(なお、その時は葵の御紋のついた他の道具を見せた)
- 最初の頃は「控えおろ!」のところで「中納言」を名乗っており、「副将軍」になり、さらに「中納言」になった*3
- 弥七の妻になった人は「霞のお新」であり、元はレギュラーでお銀役。中期からは江戸においてうどん屋をやっているところだけで出てくる(第一話だけで登場)
- 志乃さんという娘(武術も大丈夫)が一緒に旅をしたことがあったが、助さんと結婚した(後に、なかったことになる)
(以下追加:ブックマーク参照)
- やはり現在は中納言でなく副将軍を名乗っている
上級編
暴れん坊将軍
ついでですので、暴れん坊将軍の見所(+笑い所)も書いておきましょう。
- め組の頭(北島三郎)は、途中からは「旅に出ている」の設定でごまかされる
- め組の頭は徳田新之助を名乗る吉宗の正体を知っている
- お庭番の男女はたまに死ぬが「さらば才蔵なんたらかんたら」のようなタイトルで、すぐに死ぬと分かる*6
- 出てくる城は姫路城である
- 大目付・勘定奉行・北町奉行とくれば悪者である(南町奉行は大岡忠相(横内正ですな)なのでもちろん味方)
- 尾張大納言宗春は出てくる前から黒幕であると分かる
- 「出会え」といって数秒で数十人が吉宗を取り囲むので、元から待ち構えていたと思われる
- 殺陣のシーンは、庭から始まり、廊下や部屋を通って敵を追い詰め、再び庭におりたときには敵はボスと数名のみ
- 悪徳商人は火縄銃で吉宗を狙うが必ずお庭番の邪魔によって空に発砲する
- 悪人退治した後、姫路城をバックに「老中なんたらは病死と発表された」というナレーションが入ることが多かった(初期のみ)
- 悪人が協議しているところに「正義」と書かれた扇子が飛んでくるのがかっこいい
- 水戸黄門より偉いはずなのに、必ず悪人たちは逆らう(そして皆殺しにされる)
- 悪人が上様(吉宗)に刃向かうときのセリフは常に同じパターンである
- エンディング直前の最後のシーンでは、巻藁に矢を射込むシーンや庭を歩くシーンが多いが、そばにいるのは大岡とじい(つまり加納五郎左衛門か田之倉孫兵衛*7)
- 暴れん坊将軍の枠で放映された「将軍家光忍び旅」はさんざんなできであった
(以下追加:コメント欄参照)
- 水戸黄門と同じく身分の高い公家(「麻呂」役)が吉宗に剣で反抗したことがある
- 吉宗は殺陣の前に刀をカチャっと峰に返すため、実は殺していない(御庭番は別)
私、何回見ても、松平健さんの殺陣のシーンで興奮します。かっこいいですね。
ついでなので大岡越前も
- 忠相の父親の片岡千恵蔵がたまに出てくるので嬉しい(ただし、大したことはしない)
- 裁きを終えた後、最後の場面で妻とお茶を飲みながら忠相がニコニコと笑う(ナレーション「今日も愉快な越前であった」→エンディングテーマ)
- たまに徳川吉宗が出てくるがそれほどは活躍しない
- うっかり八兵衛で有名な高橋元太郎も岡っ引きとしてよく登場する
- 密偵役は元泥棒の猿(ましら)の三次である。彼は「たぬき」というそば屋(?)の店主。途中で死ぬ
- 大目付とか偉い人が悪人の時には、オブザーバのように裁きの場に呼ばれる
- 榊原伊織の役名で竹脇無我が小石川養生所の医師として活躍するが、必ず粉を一なめしてアヘンと断定する(たまに出てこないクールがあり、その時は新三郎という人が出てくる)
*1:ちなみに、大抵は弥七やらが忍び込んできて書状を渡すのだ。
*2:お蓮やら道鬼やらといった敵の忍び軍団大活躍の巻で出てきましたな。
*3:黄門というのが中納言にあたるわけであり官位は中納言です。副将軍というのは自称に近いものですが、確かに将軍のご意見番としての地位は持っておりました。
*4:この読みであるが、はてなキーワードでは「はむらあきこ」、Wikipediaでは「はむらしょうこ」である。私は知人から「はむらしょうし」と聞いた。日本脚本家連盟では「はむらしょうこ」なのでこれが正解だろう。
*5:ちなみに、その後うなぎ屋で働かされ、ウナギを川に落としそうになるが、弥七が風車で止める。
*6:ちなみに、死ぬ回では、死ぬ前から次のお庭番が紹介される。
*7:どちらの方も亡くなられましたな。