完全保存版(?)携帯電話・PHS企業の系譜図

完全保存版というほど、ちゃんと書いてませんが、一瞬で理解するために。(クレカ版もあるよ。)

      1998年12月(吸収) 2000年4月(社名変更)
NTT移動通信網──┬─────NTTドコモ─────────────── NTTドコモ
NTTパーソナル──┘(PHS飼い殺しへ)

            1999年10月(合併) 2001年10月(買収) 2006年10月(買収)
デジタルホン(東名阪)────┬─J-PHONEボーダフォン───────ソフトバンクモバイル
デジタルツーカー(それ以外)─┘
ツーカーホン(関西)─────┐KDDIグループへ→飼い殺しへ
ツーカーセルラー(東京東海)─┴──────────┐
                          │Tu-Ka by KDDI
                            2000年10月(合併)    │2005年10月(吸収)
IDO(関東)───────────┬au by KDDI ───┴─────── KDDI
セルラー (関東以外)───────┘   
DDIポケット ─────────┐    2004年6月(買収)
               └───────┐カーライルへ
            (飼い殺し状態)    │
                       ├─ウィルコム──── ウィルコム
                       : 2005年2月(社名変更)
                        アステル沖縄のみ脱出→:
アステル各社───────────…………‥‥‥‥・・・(消滅)
              (やる気の消滅)

                      2005年1月(設立)
                       イーモバイル───── イーモバイル
                   2002年12月(設立)  2007年10月
                    アイピーモバイル─‥(自己破産)

前提

名前と資本
東名阪とツーカー

東名阪、すなわち、関東、東海、関西については、当初、携帯電話4事業者の参入がなされました。それ以外の地域では3事業者です。その東名阪にだけ存在する鬼っ子のようなものが、つい最近まで存在した「ツーカー」です。

ツーカーには大きく分けて二種類あり、「ツーカーセルラーツーカーホン」と「デジタルツーカー」です。これに「デジタルホン」を加えたものは、1.5GHz帯でサービスを行い、ローミングも行われていました。
しかし、後に「デジタルツーカー」と「デジタルホン」はJ-PHONEとなり、「ツーカーセルラーツーカーホン」はKDDIに取り残されることとなったのです。

その流れ

備考

この流れを見ると、「KDDIは京セラとトヨタの資本が入っている」ことなどがよく分かります。
また、正確には、ドコモやDDIポケットも地域会社が存在しておりました。しかし、DDIポケットは2000年1月に、ドコモは2008年4月に地域会社は統合されました。J-PHONEは図では1999年10月の合併のように書いていますが、実際は2000年10月に三社体制(西日本・東日本・東海)になり、2001年11月に一社となりました。東海はJR以来の基盤を持ち、独自のサービスにも強みを持っていたのです。

また、KDDIでも沖縄には沖縄セルラーという地域会社が残っています。ウィルコムウィルコム沖縄が存在しますが、これはどちらかというとアステルの系譜です。